筑西・下館付近の小貝川探索 意外な支流でスモール連発


減水期の小貝川で大爆釣を狙っているが、なかなか上手くいっていない。今回は、小貝川上流に近い下館エリアを探ってみた。

下館駅前でレンタサイクルを借り、ひたすら北上する。栃木・真岡の水戸部のワンドぽいポイントを目指す。

ポイントにつくも下館側からは入れず、仕方なく一旦、上流の橋まで行き、対岸へ渡った。途中山道もありやや迷うも、入り口にあたる小栗堰に到着。

そこから目的地を目指すも、膝まで埋まる泥に難儀。やっとのことで、ワンドらしきとこまで行くも想像していたのと違った。

激浅かつ泥地とありバスは望むべくもない。ウェーディングしようにも泥に埋るので川には入れない。

やっとのことで堰まで戻り、堰下で竿を出すもこれといった反応はなかった。


加草橋で良さげなテトラ帯発見。橋下に独り言が絶えない御仁がいるも、気にせず入る。恐らくユーツーバーか配信者だろう。

テトラ際に浮いてる魚が見えたのでミミズを撃ち込むとブルーギル。豆バスも釣れるも、岸際はブルーギルばっか。


流心際のテトラを狙うと小スモール。しかし続かない。

対岸でもじりを確認しザリガニを投げてみた。アタリっぽい感触はあるが、ガン玉が流され岩に当たってるだけなのか判別できず。

よく対岸を見るとコイらしき魚影しかいない。それでもあわよくばスモールが混じってないかと、その中にザリガニを投げ続けたが、反応はなく移動とした。

下流方向に進むとテトラ帯発見。近づくと次々とドボンという音が聞こえてくる。甲羅干しをしていたアカミミガメだろう。

見えバス、見えギルはいないものの、在来魚らしい小魚はわんさか見える。テトラ帯の外、中を撃つも反応なく即移動とあいなった。


次に岸際に蛇籠とブロックがあり、さらに深瀬の場所に立ち寄った。獣道ならぬバカー道があり、バスがいることが期待できる。だが、岸際にも、流芯にもミミズを落とすも反応がない。全域を探る時間が勿体ないので即移動。

茂田堰に出くわすも、立ち入り禁止掲示がうるさいのと、堰下もあまり深みがなさそうかて、流れが速そうでスルーした。

一気に下り、いつの間にか実績ポイント、村田堰に着いてしまった。増水時のように流れが激しく、水は薄茶色、手前のブロックも見えづらかった。

ブロック際を探ると何かがミミズを引ったくっていった。撃ち返すと、ひったくり犯はカワムツと判明。

濁りがある状況でカワムツが湧いてるとなると、経験則としてスモールはかなり厳しい。

それでも、またミミズを撃ち返してみる。ミミズが流れに揉まれるなか、聞き合わせを入れるとお馴染みの黒い魚体!

抜き上げの直前でバレた。皮一枚だったようだ。その後、またミミズを流れの中でグルグルさせると…


その後は小、豆スモールがかかるもバラし、バカーが来るにいたり移動を決めた。

もう3時前であまり時間はない。榎生排水樋管下に行きつつ、大谷川を目指すことにした。


榎生排水樋管は、水門付近は激浅ブロック帯がワンドで、その先の本流は激流となっている。

水門付近は浅くて釣りにならなそうだった。その下流にテトラ帯が拡がり、釣りポイントとなっている。テトラ帯の切れ目には堰らしきものがあるも、先行者がいた。そのためテトラ帯のちょうど真ん中あたりに入った。

穴撃ちをしていくもアタリはない。数か所撃っていくと突然、鋭い引き!


そうだ忘れていた。この川は外来種占領されたと見せかけつつ、在来魚が多い。なかでもフナはよく釣れる魚だ。

その後、穴を撃ちまくりやっと20センチくらいのをかけたが痛恨の針外れ。ここで悔しくて粘るのがいつもの負けパターン。魚影が薄い以上粘る意味はなく、移動することにした。

大谷川の適当な橋に行ってみた。眼下にいきなり見えバス発見。すかさず橋下へ行き、橋脚打ちをすると…


まさかのラージ。スモールだけではないのか。

橋の上流は激浅で一応投げてみるも、ニゴイが釣れたほかは、小魚らしきあたりしかなかった。

川相を見ながら下流へ移動していく。ほぼ浅くて微妙ななか、良さげなを発見。対岸にも先行者はいない。やはり当方のポイントを選ぶ目に狂いはなく・・・


20センチくんが連発し、ニゴイも釣れた。アタリが途絶えたところで、下流の川神馬橋に移動した。

橋上流は浅いうえ、藻が繁茂し釣りは困難なご様子。下流には堰があり、深くなっている。

ミミズを流すといきなり魚がかかったが、ニゴイ。またお前か。とはいえこいつがいるということは本命の期待もできる。

しかし、その後、小ニゴイにウグイが続き、バスのバの字もない。その下流は激浅で、投げてもニゴイや小魚くらいしか釣れない。

日没前に先ほどの堰へ行くと、対岸に先行者がいた。こちらも一応竿を出してみたが、反応はなく5時半くらいで納竿にした。

まさかのつ抜け未達…。思わぬ新ポイントを見つけるも、小貝川がこんなに釣れないのは誤算だった。ただ、もっと暑い時期に行かないと真価は分からない。また来年、ほなまた…。

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