今冬のテーマ、外来種シナヌマエビを使ったエビ撒き釣り。前回、東扇島西公園で試したが惨敗に終わった。今回は、場所取り競争がそれほどでもなく、かつ冬でも多くの魚が見える城ヶ島岸壁に行くことに。
表〜中層に木っ端グレが浮いてる。オヤビッチャなど餌取りの小魚が固まって浮いてるとこもあった。
逸る気持ちを抑えられず、撒き餌のシナヌマエビを投げる前にアイバエビを落とし込んだ。
すぐ反応が出るかと思いきや無反応…。少しして餌が取られた。その後、シナヌマを撒きつつ、刺し餌も同じにしてみると…
こちら定番のチビメバル。エビにしろオキアミにしろやたら釣れるやつだ。とはいえ、入れ食いというわけにはいかず、暫く待ってると食いついてくるという感じ。
表層付近に見えてるメジナの近くにエビを落としてもスルー。一瞥すらもされない。時々、エビを追うような動きも見せるが、針と糸のない撒き餌にもあまり反応しない。餌取もエビに全然反応しなかった。
角になってるところで竿を出すと、何度か餌を取られた後にアナハゼみたいなのが釣れた。
11時に近づくとイワシが表層に群れ出した。エビが埋没してしまうし邪魔である。そしてこいつらもエビには全く反応しない。
しばし釣り座を外し戻ると右手で常連の地元民がウキ釣りをしていた。少しすると、木っ端グレを釣りあげていた。餌はアオイソメらしい。撒き餌は恐らくV9単体。
話好きのおっさんでいろいろな情報を聞いた。やはりというか連日多くの釣り人が押し掛けるこの場所の魚はかなりスレていて、メバルとてサイズが上がるとなかなか餌を食わないらしい。グレはなおさらで、この日は撒き餌しか食わないと嘆いていた。
昼くらいまでは魚の活性が低かったが、昼過ぎになるとメバルの活性が上がってきた。中層を泳ぐメバルが積極的にエビを追うのみならず、ばらしても針についたエビのかけらを追うほど。
15センチくらいのメバルが釣れ、逃がそうとすると、おっさんにおかずにするからくれと言われた。バーターとして木っ端グレを獲得することに。
そこからはアタリが連発するようになったが、餌だけ延々と取られていた。時々、上がってくるのは中小メバル。
水中がよく見えるようになったので、餌を落としグレの挙動を観察。やはり、刺し餌を少し見に来てすぐ反転するという感じ。針のついていないエビも無視していた。
そして、2時くらいから予報通り風が強くなり出し、少し粘って撤収とした。
結局、2、3年前に来た時とほぼ同じ結果になった。活きエビをもっていけば爆釣するほど冬の海は甘くないというわけか。おっさん曰く、(当たり前だが)春と秋が一番釣れるらしいので、やるなら本命の活性がまだ高く、かつ餌取りがやや落ち着く晩秋か。
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