久慈川でスモール大繁殖 辰ノ口堰周辺で爆釣


去年から有望なポイントとして目をつけており、鮎河川からのバス掃討という今年のテーマからしても行くべき場所だった。しかし、行こうと思うと、いつも上流で雨が降りド茶濁り。10月下旬になりやっと行くことができた。

昼前、常陸大宮に到着。一路、辰ノ口堰下流を目指す。水門の脇にある小径から河川敷に出た。

河川敷を歩いているとこんな看板発見。


辰ノ口堰の上下流600m、つまり親水公園あたりまでは通年禁漁区で、さらに9/20~11/30は禁漁区の上下流の指定区間も採捕禁止になるということだ。ただ、どこまでダメなのかがわかりにくい。茨城県の資料によると、その区間は禁漁区の上下100mだということだ。

ということは、距離的にこの看板が「標柱」で、それより下流がOKということになりそう。某ゆーつーばーが晒して有名になった中州のポイントはNGということになる。

とりあえず期間限定の禁止エリアを見てから、竿を出す場所を探る。


釣りOK区間はグーグルマップの衛星写真よりずっと藪が濃い。ただ、河原に出る道は切り拓かれている。


下流に橋が見えて、対岸が開けているこの場所は岸際が比較的浅く、川に立ち込める。遠投必須のこのポイントで飛距離を稼げるのは重要。なのでここから始めた。


1投目からヒット。対岸に向けて適当に投げて、適当に流すと気づいたら魚がついているという感じ。サイズは35くらいまでで、40は出なかった。ナマズとニゴイも釣れた。

つ抜けに達しないあたりでアタリが途絶え、移動することにした。対岸のテトラ帯は、藪がほぼないほど開けており、入れそうなので目指す。しかし、橋を渡り対岸に行くも土手に入る道がわからない…

一旦、橋まで戻ると、灯台下暗しでその下に入れる道があった。河川敷を流すと先ほど対岸から見えた場所を発見。


テトラ帯を眺めると良型スモールがうじゃうじゃ。ミミズを落とすと入れ食い状態。しかもデカいやつから食ってくる。

断続的に強くなる雨とも闘いながら釣り続け、午後4時くらいに納竿とした。雨で濡れていたことで滑りやすく、テトラ帯を歩きながら広く探ることはできなかった。


思ったより数は出なかった。平均サイズが小さくないので、一匹一匹のやり取りに時間がかかるのが大きい。ハイシーズンに朝からやれば3桁も夢じゃないかも。

◇◇◇


翌日、下流の圷橋通り周辺のテトラ帯で竿を出した。

竹林に開いてるところがあり、そこから川岸に出られる。


全体的にかなり浅い。テトラがある岸際だけ少し深くなっている程度。ただ、流れが速すぎて、テトラ際に仕掛けを流すのは無理だ。

見えバスはあまりいない。時々、回遊してきたスモールが見える程度。目の前のテトラにスモールが来たところで、ミミズを打ち込んでみるとヒット。


その後が続かない。浅くてこちらの姿が丸見えなことあり、スモールが回遊してきてもすぐ逃げてしまう。こちらの姿が見えない位置にミミズを放置する戦術に出るも、小バスがかかっただけで何匹も釣れる気配はない。

対岸の橋の下で投網を打っていたおっちゃんがバスしかとれねえと大声で言っていた。どうやら此方の岸にいる人と話しているようだ。

橋の下へ行くとおじさん発見。対岸のおっちゃん同様に投網をやっていたが、とれないので休んでいたとのこと。

聞くと、大宮のあたりはスモールだらけらしい。バス釣りする人たちもみんな放すから…と嘆いていた。

対岸の浅いところにもスモールがかなりいると教えてもらった。ただ、電車の発車時刻の関係で今回は見送った。

橋から下流を眺めると堰のような流れ込みがあった。周囲には数人の人影が見える。ここも有名ポイントなのかも。来年におあずけだ。

昼過ぎ、下流の河合へ向かった。

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