2週間前くらいに、葉山沖磯を初体験した。前回は、城ヶ島同様多いという磯焼けの犯人アイゴ(バリ)を退治するぞと意気込んだが、アイゴは1匹だけ、しかもグレが凸。即リベンジを決行することにした。
今回は休日にもかかわらず、割島・沖の平島両方とも空いていたため割島で予約した。ただ、前日、オキアミ解凍予約のため電話すると、シケが想定よりもしつこく、波が残った場合は船を出せない可能性もあるということだった。渡れない可能性が高いとは言っていなかったので、現地に行くことに。
電車釣行単独派なので、出船時間に間に合うためには、前日深夜に逗子付近のネカフェに入らなければならない。その前日夜に飲み過ぎたため、行きの電車であろうとことか爆睡し、電車が折り返してしまった…。大船に滞在するはずか、東京都内に泊まることになった。
翌日6時過ぎに葉山釣り具センターに行くと、まだ状況を確認中ということであった。待ち時間に海岸へ行ってみると、波は穏やかで風もなかった。
それから釣り具センターに戻ると、偵察組からの連絡があり、満潮で低い割島少し波を被るが問題なく渡れるということであった。
出船までフカセの人と話していると、沖磯に渡れない場合、森戸海岸の突堤や付近の地磯に渡してくれるとのこと。突堤は海岸からだと浅く見えるが、クロダイがよく釣れるらしい。無駄足にはならないということか…。
割島に上陸。聞いた通り低く荒れた時などは島全体が波を被るようだった。定期的に、波で洗い流されるせいか、沖の平島のように鳥の糞などの汚れがなくノリが生えていた。
当日は潮回りはこんな感じ。前回同様、朝一がチャンスだ。
コマセのレシピは以下の通り。
・おから2kg
・米ぬか500g
・ザリガニミンチ1kg
・ウチダザリガニミンチと焼き魚の骨など(餌取用の大粒餌)数百g
・貝殻 若干
・オキアミ 1kg
今回はザリガニ餌であたりがない時のため、またハードオキアミの材料にするためにオキアミを買った。今回はザリガニミンチを保冷バッグに入れなかったが、それでも解凍はすすまずほぼ凍ったままであった。暫定的にウチダミンチでコマセに臭いをつけしのぐこととした。前回の常連のアドバイスから仕掛けは軽めを心掛け、BウキにG5以下のジンタンを一つ。ウキ止めは竿1本分のところにつけた。
割れ目付近で竿を出すと一投目に釣れたのはキタマクラ…前回の嫌な記憶がよみがえる。釣り座を移動。江の島向きの右に陣取り、手前横を攻めていく。
コマセを投げても何も浮いてこない。ただ、餌はしっかり取られる。と思っていたら、8時過ぎ、いきなり強烈な引き。陸揚げすると手の平グレだった。
そこかもあたりは連発するが、スズメダイとウミタナゴがかかる。
ウミタナゴはこんな見た目なのだ一瞬チャリコかと期待してしまう。
その後、10時を過ぎてもグレはおろかバリも釣れなかった。渡礁時は満潮で見えなかったが潮が引いてくると、江の島向きの水中にしもりがあるのが見えてきた。その真上からやや奥にコマセをばらまき、ザリガニ餌を流すと久々の強烈な引き。足裏くらいのグレであった。その後はコマセを撒き続けたことで、スズメダイを中心に大量の餌取が集まり、釣りにならなくなる。ハコフグを浮いているが、前回のようにかかってくれない。また、かっとっぽを食べたいのに残念…。
分離が不可能なくらい拡散しているので、釣り座を移動。沖の平島向きに陣取った。コマセを投げ続けても何も起きず、こちらも餌取だらけになり、結局先ほどの釣り座に戻ることとあいなった。
戯れにオキアミをつけて足元に落とすと何かがひったくっていった。上げてみると木っ端イスズミであった。塩焼きにすると美味いが、あまりに小さいので逃がした。そして、先ほどと同じようにしもり周りにコマセを打ち続けると手のひら~足裏くらいのグレが連発。しかし、またしても同じように餌取だらけで釣りにならなくなった。
徐々に潮替わりの時間になり、上げということで沖の平島方向へ流れが向くようになってきた。そのため、またしても釣り座を移動し、同じことを繰り返したが、これといった反応はでない。下に潜る潮もあったがグレなどが釣れることはなかった。
その後、またしもり狙いの釣り座に移動。今度はもうグレがこない。潮は上げに変わったがウキは最初と同じ、右から左へゆっくりと流れていた。ぎりぎりの時間までコマセを打って、仕掛けを投げたが状況は変わらず、魚の処理含む後片付けがあるので納竿にした。
最終的な釣果は↑の通り。帰りのボートで常連に釣果を聞くと15匹ほどグレが釣れ、最大32センチだということであった。一方でアイゴは釣れなかったといい、今回は”グレの海”だったと総括。その心は…というと潮が動いていたので、動かない潮を好むアイゴを狙うには不向きだということだ。アイゴねらいなら中層団子で無限に釣れるらしい。
今回はキタマクラ、ヒガンフグなどハゲ系の餌取がほぼかからず、水中にもあまり見えなかった。
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