【東伊豆・フカセ釣り】休み取った日が強風予報…仕方なく土日に行ったらこうなった


失敗続きのアオリイカ釣りと梅雨グレを楽しみに月曜日に休みを取ったらなんと、暴風予想…。というわけで仕方なく微風の土曜日にしたら散々な目にあった話です。

10時ごろ、門脇つり橋に到着。ここからだとカドカケに人がいないように見える。先に進むとモズガ根にも人影はない。
これはもしや…と二又に行くと荷物が見える。先端を見ると左右に先行者がいた。土日に空いている磯があるわけないか。左右のワンドなら竿を出せるが、イカ釣りならともかくフカセ釣りポイントとしてはつまらなすぎるので移動を決意。

右手のモズガ根を見ると人影がある。ただ、先ほど左側から見たときは人がいなかったのでポイントは一部空いてるだろうと行ってみた。

左手に二人組がいたが、右先端は空いていた。ルアー竿でフカセ釣り、切り身での根魚釣りをやっていた。フカセは全然ダメだったか、良型のカサゴを数釣りし小型のアカハタも釣っていた。やや遠投気味だった。

コマセレシピはこんな感じ。タナは1.5ヒロくらいから。

ザリガニミンチ    1kg
貝殻&魚の骨&押し麦 500g
生おから       2kg

開始から暫くは潮どまりだった。



右の磯際にコマセを撒くと青っぽい魚が群がってきた。仕掛けを放り込むとフグ連発。コマセと仕掛けの投入点を変えると…



熱海とかでよく釣れた名前の知らない魚。イカ釣りの餌としては使えるので、急いでイカ釣り仕掛をにセットし投げる。準備中に弱ってしまったようで、ちゃんと泳いではくれない。ただ、一度、魚とは違う泳ぎをする茶色いものが近寄ったように見えた。

今度は正面にコマセを撒くが、魚が群がってこない。しばらくすると左手から大量のシラコダイが流れてきた。しかし、釣れるのはクサフグだけ。ちょい遠投しても、いい反応が得られない。

時々、アジような魚の大群がやってくる。付け餌を落とすと反応するが、すぐ見切る感じ。タカベだろうか?
昼頃、シラコダイどもの下にサンノジがいるのが見えたので、タナを竿1本くらいにし重めのガン玉をつけて挑んでみた。が、サンノジが食う前にシラコダイが餌を取ってしまう。

それならこれはどうかだと前打ちで狙ってみた。1投目で釣れたのは、かつてないほどデカいベラ。


その後は餌を取られ続け、またフカセに戻した。後、アオリイカの餌を確保するため、ピンクのサビキも試してみたがいい反応は得られなかった。

午後になると、予報通り風が強くなりだした。いつもの暴風という感じではないが、コマセが投げ辛い。お隣のカドカケでは魚種は不明だが2回ほどタモ入れしているのが見えた。

見えサンノジと格闘しているとついに強烈な引き! 直後に糸切れ…。ハリスからぶち切られていた。幸いにもからまん棒より上は無事で、ウキも失わずに済んだ。

午後2時くらいから、潮に動きが出てきたが、釣れないことに変わりはない。コマセを撒いてもシラコダイが浮いてこなくなった。

5時をすぎ、沖目の左手を攻めると手ごたえのある引きがあったが針外れ。同じ場所を狙っているとシラコダイがかかった。さっきの引きもシラコダイだったのだろうか。


ネンブツダイが釣れ出し、2匹確保できたので、イカ釣り仕掛けにセットして投げた。やはり、反応はない。根掛かりを恐れタナが浅いのが悪い気もしたが、わからない。ここは、大小の根が点在するので、タナを下げると即引っかかりそう。

反応もないし、大潮・夕マズメの左穴口が気になるので7時前に撤収した。左穴口には撤収準備中の先行者がいた。釣り座はコマセまみれ。しかも、ゴミを燃やした炎を放置したまま帰りやがった。

デカい岩の間にコマセを投げ、仕掛けを投入するが、反応はない。餌も取られているのかよくわからない。一度、餌取らしき反応があったが、期待したオナガの回遊などはなく真っ暗になる前の7時半前に撤収した。

全体的に大潮の割には潮が動いていないというか、魚の活性が低いようにも思えた。春から何度か挑戦したアオリイカはもう秋まで一旦お休みにしようかと思ったが、夏も結構釣れるみたいなのでまた機会をとらえて挑戦するかも。

帰りの電車で竿入れに何かがついてることに気づく
なんと可愛いカブトムシ!城ケ崎海岸駅で以前、メスを見たことがあるが、本当にカブトムシが多いんだな。川奈駅で外に出してあげた。

伊東駅で途中下車し駅前の寿司店に入る。やたらと寿司以外のメニューが充実している謎の店だ。寿司店に入っておいてなんだが魚より肉の気分だったので、鹿肉定食を頂いた。
思いがけないところで伊豆ジビエを楽しむことができ嫌な気持ちも吹っ飛んだのであった。

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