群馬で初のスモールマウスバス駆除釣り 温排水ポイント発見? 烏川・鏑川 2023年8月12日


 昨年あたりから北関東での釣行を増やしている。スモールのポイントも多く、魚影も濃いのにあまり情報がないからである。場所晒し系チューバーとして、そして釣り人過多の場所での釣りを強いられる一都三県をメインフィールドとする者として、人が少なく魚影が濃い場所で釣りを満喫しているのは許せない。


海なし県・群馬もバスは多いが、今まで訪れたことはなかった。そこで今夏、群馬の有名フィールドで竿を出すことにした。


朝8時前、高崎駅に着く。始発だともっと早く来れるが、市営のレンタサイクルの貸し出し開始時間が8時なのである。


今回はミミズを現地調達にしたが、思いの外駅近くに採れる場所がなく苦戦。神社の近くで落ち葉や土が堆積するところを見つけるが、ミミズはあまりいなかった。


一番人気(?)の和田橋付近から開始する。ざっと見て見えバスは確認できない。碓氷川との合流点付近を探るも反応はない。


次に和田橋真下のテトラ帯を攻めると、1箇所でだけスモールがかかった。いずれも根ずれでバラす。その後は反応なく、本流や他のテトラ穴も反応ない。


堰がある上流の君が代橋下へ移動。狙いはもちろん堰下だ。堰から狙っても反応なく、堰下の川岸から攻める。川岸にはトゲがある木が繁茂し、苦労。


テキトーに流すとなにかヒット。浮かせてみると、大型のニゴイだった。途中で糸の結び目をぶちきって逃げていった。


続いてなにかヒット。今度はキーパーサイズ程度のスモール。続いて塩焼きサイズが釣れた。



ちょい下流の岸際を流したところでやたらあたりがあるので、小ミミズにしたらカワムツが釣れた。


その後、続かないので下流を見てみると激浅だった。先程から魚が逃げるような動きをしていたが、それも単に動き回ってるだけであった。スモールは堰下近くの深みにしかいなさそう。


対岸付近の浅くなってるとこを流すと不意に大物が釣れる。上流側に走られたところで、切れた。その後、手前の深みを流すと塩焼きサイズがヒット。しかし、エラ洗いでバレた。


反応がないので、移動。ほぼ、ミミズ切れ状態だが、とれる場所がない。涼を求めなんとなく城址公園に入ると、やっとミミズのたまり場を見つけた。


ミミズを確保し、今度は下流方向へチャリを駆る。途中、聖石橋上流の根があるが流れはゆるい場所で竿を出すも、反応なし。その後、事前に目を付けていた聖石橋下流のテトラ帯へ行くが、こちらは流れが速すぎて、餌を流す釣りは不可能。



ここがダメとなると、お次は鏑川へ行くしかない。というわけで、一心不乱に鏑川を目指す。暫く走り、鏑川橋の堰に出た。


堰付近は釣り禁止だか禁漁区だかで、下流の新鏑川橋へ。その下流で釣り人がいたので、少し川の中を歩き様子を見るも小魚しかいない。そして水が温い。


さらに下流は微妙なとこしかなさそうなので、鏑川橋の少し上流のテトラ帯へ向かう。川岸にカカシが多数あり、遠目に恐怖を覚える。


川岸へ出る階段があるが葛に覆われ、やっとのことで川辺へ出た。あまり、人は来ていないのだろうか。対岸にはバス釣りをやってると思しき釣り師がいる。


こちらもいい感じのテトラ帯なのに、見えバスがいない。同様の地形の他場所だと見えバスが確認できるので、ここは少ないのだろう。小魚は多少いた。案の定、ミミズを投げても反応は得られず、すぐに移動を決意。


いろいろ逡巡した結果、もう4時を回るころなので実績ポイントへ戻ることにした。


烏川へ戻ると、まずは佐野橋下で竿を出した。川岸へ続く獣道があり、川岸には護岸もあるので釣りはしやすい。佐野窪町側(高崎駅側の対岸)は深くなっており、流れもゆるいがカワムツの突っつくようなあたりを除き反応はない。


途中、ルアーマソが橋の上から投げ、川岸に下りてきた。ということは実績はあるのか。


次は高崎市下水道局城南水処理センター下のテトラ帯。グーグルマップだと、公園から入れるように見えるが、実際は絶壁&葛に阻まれ難しい。水処理センターの前に駐車場らしき場所があり、そこから釣り人が切り開いたとみられる道を見つけた。


冬以来のケミカル臭。この時期だとわからないが、冬は暖かいのだろうか。排水が流れ込んで形成されたとみられるワンドがあり、冬は期待できそう。今回は小魚の群れを確認するのみであった。


排水と本流の合流点では反転流を狙う。だが、軽めの仕掛けだとどんどん流される。そして、仕掛けを重めにして餌を反転流にとどめてみても反応はない。


テトラ帯の下流側には先行者がいたが、いつの間にか消えた。そこで、下流側で竿を出す。ここまでくると激流がゆるくなっている。夕マズメの時間帯ということでもじりは多いが、反応はない。


見切りをつけ、最初の和田橋下へ戻る。碓氷川の合流点には先行者。良型をかけたが、タモ入れの段階でバラす…。近くに行ってみるとりんたろうか熊太郎の箱とスカリを確認。食うために釣ってるようだ。この時期、合流点は夕マズメがいいのかもしれない。


こちらは、最初に無念の糸切れを喫したテトラ穴を攻める。仕掛けを強くし、竿は3m、リールはレガリス3000番に、リーダーはフロロ2.5号。死んだミミズを撒き餌として落とすも反応はない。


メインのライトタックルで本流などを攻めるが反応なく、レンタサイクルの返却時間も迫るなか、穴釣り仕掛けを確認するとまさかの引き! タックルのパワーもあるのか朝のように擦られず余裕で上がる。



サイズは思ってたより大したことはなく、キーパーサイズより小さいという感じだった。その後もミミズを落とすが無反応。納竿とした。


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