春の多摩川 稲城付近を探る あの穴場スポットは壊滅…

 


2月にもかかわらず春の陽気となった某日、久々の多摩川に繰り出した。最高気温が23℃、最低気温は14℃で朝から17℃もある異常な暖かさだった。餌はザリガニのみ。


最初に向かったのは南多摩。釣果報告が多く気になっていたのだ。是政橋下に行ってみると平日なのに満員御礼。特に是政側が凄く、ウェーディング勢までおり入る隙間もない。


稲城北緑地公園下に行く。こちらは逆に閑古鳥が鳴いていた。ワンドと本流の合流点を撃ってたり、本流筋を流すが反応ない。流れ込みもすこし攻めたが反応なくやめた。いつもはやらない、流れ込み右側でも竿を出したが異状なし。前日の雨のせいか笹濁り気味で若干泥を含んでいるのか泡が多かった。


お次は稲城温排水。こちらも是政橋ほどじゃないが人は多い。とりあえず人がまったくいない下流側のワンドをせめてみる。全く反応はなく釣れたのはこれ…


冬~初春はまだ水深があり流れがゆるいとこにいると思っていたが、アテが外れた。


次に排水口のブロック帯を攻める。今度は数投で糸が出ていき…


ここで良型バスが釣れたことがないのでうれしい。やはりストラクチャーは正義か。しかし、その後は移動しながら投げていくが反応は得られず。


最後に今回の本命、日活水門へ。ついてみると驚愕。


少し来ない間に工事があったのか地形が完全に変わっていた。以前はテトラ帯あたりは水深と程よい流れがありバスがついていた。しかし、今は中州によって本流から隔絶され浅いワンドになっていた。魚の姿もなくコイすらいない。


ワンドと本流がぶつかるところからしばらくは激流で釣りはしにくい。テトラ帯の終端あたりは流れも緩くなり、反転流などもあるので竿を出してみた。

いろいろ流し方を変えたり、反転流でとめたりしてみるが魚信は得られない。終了時刻が迫ってきたので、納竿とした。


ただ、変える途中、例のワンドで見えスモールを発見。良型ニゴイもいた。納竿を撤回し釣りを再開する。


スモールの進路にザリガニを投げてみるが、全く反応しない。ふらふら泳いでいる感じで食い気がないのかもしれない。本流との合流点付近のテトラに入ったので、そこにザリガニを放置してみたが食わず、今度こそ本当の納竿。


今回、本命・有力ポイントが2つも潰れ、薄氷の1匹だった。

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