アシカ島リベンジ。前回は人が多すぎて本流を流すことができず無様に敗北した。それからしばらくは天気が安定せず、渡礁の機会に恵まれなかったが、ある平日、不意に風も波浪もない日が到来した。
潮回りは良さげだが、水温はまだ13℃台。サイトによっては前日より下がる予報もあり心配になる。
今回は沖上がり後に城ヶ島などで釣りをしないのでコマセは少な目。
コマセ
乾燥ザリガニ+魚の骨 1kg
米ぬか 1kg
ザリガニむき身+バスミンチ 1kg
付け餌はみりん漬け処理したザリガニむき身とそれをさらに塩で〆たもの、後はバス卵のからすみ。
渡礁するとまず、右手の階段下を抑えた。乾燥ザリガニに海水を入れて戻す。
その間、チビザリガニで落とし込みをしてみる。この磯は噂によれば、朝一は岸にクロダイが寄ってくるようだ。尻尾など一部がかじられるが大きなアタリがない。裏の釣り座に行ってみると、すでにスカリが海中に投入されていた。左端の釣り座はすでに釣れているようだ。
しばらくして釣れたのはベラ。ここでこれ以上は無駄と察してフカセ釣りに取り掛かった。
コマセを作りタナ3ヒロ、ガン玉なしでスタート。
餌を投入するといきなりウキが走り、釣れたのはアシカ島名物のデカ判ウミタナゴ。餌取りが多いのかと思い、ガン玉B相当を追加しタナも竿1本ほどにする。しかし、その後は餌取りのアタリもなく、餌もとられない。
バスカラスミにしてみるとアタリはないが餌がなくなる。
8時ごろ、左手の階段上のおじさんが足裏メジナをかけた。それから周囲では釣れてる様子はなし。
タナを一気に竿1本半まで下げる。するとさっきよりは餌を取られるようになったが状況はあまり変わらない。
休憩していると隣の釣り座のおっさんが話しかけてきた。おっさんによると、この日は食いが悪く、良い潮筋もこちら側ではなく、左側にあるらしい。通りで左側に入った連中は朝からスカリを出していたわけだ。
潮替わり前あたりに"川"でメジナやクロダイが連発。その後もポツポツと釣れていた。川のど真ん中というよりは、久里浜側の入口あたりで良く釣れていた。
上げ潮に変わっても東京湾向きの釣り座で釣りをしていた常連が、変な魚を釣ったを騒ぐ。
コブダイの幼魚だ。ちょくちょく釣果を聞くがやはり魚影は濃いのか。
上げ潮になると下げ潮時以上に釣り座が減る。こちらは潮通しの悪いとこに入るしかない。餌すら取られない状況。何気なく落ちていたオキアミを針に付けると餌が取られた。もう一度やってみると…
その後も惰性で潮通しの悪いとこを探っていると根掛かり。無事貴重な0号ウキが死亡した。 タモで救おうとするが沈んだままで届かず、
が、その後ウキが浮いてると呼ばれ、なんとか回収。
少しやる気を取り戻し、最後すぐ片付けられる投げ竿の沈め釣りで粘ろうとした。常連らしいおじさんがそれじゃダメだと話しかけてきた。とにかく半誘導でタナを深くしたほうがいいらしい。
それに従いやってみる。ただ本流を流せる釣座はおさえられていたので満足な釣りはできず。本流を流している連中は最後のほうまでポツポツとチヌ・グレを釣っていた。
やはり、ここは平日すらいい釣り座に入れない。何とかフカセ釣りクラブの刺繍をしたベストを着た爺さん連中をよく目にするが、定年後でいつでも来れるのだろうか。ここにこだわるより実績あるとこやもっと簡単に釣れそうなとこに行った方がいいかなと思った1日だった。
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