カフェオレ状態の金川からの上野原・桂川(相模川)…何とかバスが釣れる


山梨でブラウントラウトが釣れるという笛吹川支流の金川。あまり暑くなると釣れなくなるので5月の休みに行ってきた。


よりによってその日の未明から大雨。予報では山間部にはあまり降らないはずだったが見事に外れた。


中央本線から見える川は大小問わずいずれもカフェオレ状態。


石和温泉に到着しまず笛吹川を見る。やはり完全な泥濁り。金川最下流部に到着するとやはり泥色。

上流なら少しはマシだろうと思いつつ遡上するも、上に行くほど濁りは強くなる。展望台に到達する前に見切りをつけ、一気に石和温泉まで戻った。


大雨でどの川も濁りはあまり変わらない。ライブカメラを見ていくと、帰り道の桂川はあまり濁ってないことに気づく。


上りの列車に飛び乗りひと眠りし上野原に到着。緊張し桂川橋から川を望むもエメラルドグリーン。茶色は全く見えない。


そして岸際に早速バスがいるのを発見し河川敷に急いで降りた。


ミミズを落とすも反応なし。もう一匹のバスも泳いできた。


その後、岸際でまだウロウロしてるので背後にミミズを落とすとそちらの方へ泳いでいった。そして糸が走るので合わせを決め抜き上げた。

その後、もう一匹のバスは消えたので、上流方向へ移動。こちらは茶色ではないものの、濁りがキツく見えバスもいなかった。


桂川橋を渡ると対岸側はかなり濁っていた。本流筋は上流からの濁りの影響を受けているようだ。


島田湖のあたりは中州によりカメカメ池のようにワンド状の場所が少なくない。そういった場所は濁りからも守られるようだ。


橋下は泥濁りで釣りにならない。カメカメ池に至るまでは濁りはないが、バスの回遊もない。


カメカメ池に到着もめちゃくちゃ水位が下がっている。普段は水没しているカバーも露出していた。同じ日か1日後に釣りしたであろう健啖隊も減水について口にしていた。


やはり見えバスが多い。ただ、バサーの数もいつもより遥かに多く過密状態。


いつもの左側のスロープ状の場所で竿を出す。凄まじい人的プレッシャーのなか、バスはいずれもカバーの奥にいる。


その中にミミズを放り込むのは不可能だが、カバーの手前に何とか入れ込む。


一度、枝にうまくミミズが吊るされる形になり、興味を持ったバスが口を使うのが見えた。すかさず合わせを決めるも、素針が返ってくる。


どうやら枝に引っかかった時、ミミズだけ取れたようだ。


その後、上手くカバーに少し入ったところで大きめのバスが食ったが、枝に引っかかってバレた。


移動し過去の実績ポイントを見た後、最初の桂川橋・上野原駅側に行く。


バスが2匹ほど回遊し、急いで仕掛けを用意。しかし仕掛けを用意してる間に消えた。その後、橋脚の先に一匹が見えた。


夕マズメの時間帯なら釣れるかもと5時前に再度、カメカメ池へ行く。


先ほどとは別のバサーがおり、ひっきりなしにデカい着水音をたててルワーを落とすので、さらにプレッシャーは高くなってた。


ここで仕掛けをウキ釣りに変える。やはり見えバスは底を見てないので、フォールで気づかせない限りミミズの存在に気づかない。


ウキが怪しい動きをするので合わせるとニゴイ。今日は心配になるほど釣れてなかったが、やはり未だ勢力は健在のようだ。 


その後、上手くカバーの中に仕掛けを送り込むとウキがピクピク。合わせを決めると、今度はアカミミの子ども。


先ほどのバサーの連れが隣に入り、羽根モノやジョイントルワーを投げ始めさらにバスが散る事態に。


5時半頃までいたが、夕マズメなのに昼間よりバスが来なくなっていた。


粘っても無意味と撤収。帰り道の実績ポイントを偵察しつつ、桂川橋・上野原駅側で竿を出す。


回遊もなく、6時半前に納竿した。


今日は色々予定通りに行かず、上野原ということで見えバスを求め歩き回ったのでビールを飲みたい気分だった。幸楽苑に行ってみると…


初めての入店のはずが、ついぞ利用は叶わず。


結果はかなり微妙だが、メイン目標がだめになったときの決断が上手くいったのは良かった。他の場所にしたら時間と金がやたらかかった挙げ句、凸もありえた。判断力が少し上がったと前向きに捉えることにした。

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