ブラウントラウトがいすぎて「茶川」とも揶揄される黒川。前から駆除釣行に行きたいと思ってたが二の足を踏んでいた。横手川と同じパターンでこちらが行ったときにはすでに駆除済みという可能性があったからだ。
しかし、今月頭に直近でブラウンをつ抜けしたという情報が入り、すぐ行くことにした。
国道4号線の下流から探索開始。小魚の数は多い。
すぐ下流にいきなり釣り人。エリア全体で1人か2人くらいしか出会わないと思ってたのでやや驚く。
こちらは東北自動車道下から始める。あたりがありミミズが齧られる。カワムツくさい。
その後、流れ込みの下にやや深みとゴロタがあるポイントだ竿を出してみる。ミミズを流すと取られた。もう一度流した回収しようとすると重い引き…
ブラウンは寄せてから粘るのでかなり手こずったが、なんとか取れた。そしていきなりの50弱。ブラウンが釣れる時はいつも必ずこのサイズが釣れてる。
ブラウンは縄張りがあり一匹釣れても連発しない…セオリー通りに一つ上流で竿を出すとまたも何かが餌を持ってった。
上がってきたのは小鱒。さらにもう一つ上流で竿を出したりしたが、その後は当たりはなかった。
堰堤の下の流れが緩く深いというスモールなら必ずいるポイント竿を出してみた。やはりというかブラウンはこういう場所にはいない。かかるのはカワムツばかりだ。隠れ家が少ないのも原因かも。
その後は竿を出したくなるポイントもなく、新幹線鉄橋な差し掛かる。ふと近くの橋の下を見ると、岸際に深みがあり、木の構造物があり隠れ家もある。
ゴロタがゴロゴロしておらず、やや殺風景なので竿を出すか迷うも、魚がいなきゃそれはそれでと下りてみる。
上流側にミミズを投げると岸際から尺以上はある魚影が飛び出してきた。針にかからずもう一度ミミズを投げるとまた飛び出してきた。ミミズを咥えて住処へ戻るところで合わせを決め、針にかける。
やはりブラウンだった。こちらもブラウンの粘りにより散々てこずった挙げ句、陸に揚げてから針が外れ無事逃走した。
二匹目の尺超えはいないかと岸際にミミズを通しても反応なし。
新幹線鉄橋下流に移動し、護岸を見つけ入る。流れがあり浅いが竿を出してみた。
何かがミミズをツンツン。何度か流すとカワムツがかかった。その後もカワムツ特有のツンツンあたりしかない。
どうせなんもいないだろと上流からも流してみた。こちらはさらに浅く流れも速い。
回収するとなんか引いてくる。しかもカワムツより強い。
なんと小鱒。その後、尺サイズが釣れ、その後また小鱒と連発。ブラウンはこんなよう分からんとこに溜まるのか。
反応が途絶えたとこで移動。黒川特有の段々堰堤下流で流してみたが、カワムツらしきアタリしかなかった。
◇
いよいよ本命ポイント東北線鉄橋下流に差し掛かる。情報提供ニキがこの辺りでよく釣れたと言ってたのだ。
視聴者の情報によると、鉄橋周辺でつ抜けしたということ。そこで竿を出すも、カワムツらしきあたりしかない。その後も堰下流や雰囲気ある場所で流してみるがカワムツしかかからない。
豊原駅に近づき、護岸されてるポイントで最後の勝負をする。
普通に流してもカワムツらしきあたりしかないものの、岩の周囲にできた流れの緩みを狙うと久々の小気味よい引き…
上がってきたのはなんとスモール!どうりでブラウンらしからぬ引きをしたわけだ。
続いてミミズを撃ち込むとまた魚の反応があり餌が取られた。何度かやると…
今度はブラウン小鱒!これはどういうことだ…
余笹川合流点ではスモールがよく釣れるらしいがこの辺は混泳流域なのだろうか?
その後流したり岩のそばを撃つも反応なし。豊原駅から帰る予定だったのでそこで終了とした。
中途半端に護岸されてて、渓流と都市のドブ川をハイブリッドにした感じ。護岸のお陰で藪が濃くなく、ブラウンが釣れる川にありがちな酷い足場は少ない。
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