とはいえ、貴重な週末を家で浪費するのは避けたい。しかも、そんな遠くには行きたくないのに、新規開拓はしたい。というわけで、止水域の昭和沼に白羽の矢が立った。
ここは駅から距離があるものの、最寄りの久喜駅前の駐輪場がレンタサイクルサービスを提供している。一日500円という良心的な価格だ。しかし、電動自転車はないので注意。
そうと決まればすぐ行きたい。多田、当方の住む地域も大嵐となり、午後までは家を出られなかった。
久喜に到着するとまだそこそこ強い雨が降っている。レンタサイクルを借り一路目指す。
途中の公園でミミズを確保し、午後3時半ごろ、目的地到着。この池はブイから先で釣りができるらしい。適当なところで竿を出してみた。いわゆる皿池なのか、岸からの沖まで少しずつ深くなっている印象。
タックル
セイゴ針
ハリス フロロ2号
錘無しでミミズを落とすといきなりあたりも、外れた。その後も餌ばかり取られ中々釣れない。粘ってやっと掛かったのは…
このサイズの小バスが大量に湧いてるようで、ミミズを落とすとすぐ食うがスレてて食いが浅いのか全然針掛かりしない。
後、ミミズをそのまま落とすだけだとあまり食わず、リフトアンドフォールやダートといったアクションを加えたほうがよく食った。
ここでルワーローテーションならぬ針ローテを開始。食いが浅い時は針を大きくしたほうがかかる時がある。チヌ針1号にしてみた。
釣果はあまり変わらない。早アワセしても抜けるし、少し待っても外れる。
次にグレ針8号にする。咥えた餌をすぐ離すことを想定し、最初に食ってきた時点で掛けることを狙うものだ。
グレことメジナはいわゆるキスバイトが多く、小さなアタリで掛けることができる仕様になっている。
さらにアワセを決めやすいようにg3くらいの小さなガン玉をつけた。
ここから暫くは連発するも、また掛からなくなってきた。結局、セイゴ針とグレ針の間をとってチヌ針に落ち着いた。
園内でミミズを補充。雨のおかげか、太いのを中心にかなり確保できた。
雨が止んでくると水中がよく見えるようになり、小バス、豆バスがうじゃうじゃいることに気づく。ただ、ミミズを落とすと、スルーする個体が多い。群れの中の頭足りない魚が食いついてくる印象だ。
その後、移動。岸際に大量の小バスがいる場所で竿を出した。
ここのバスはバレる以前に食ってこない。ガン玉を外し、少し投げると食うようになったが、食いが浅すぎて掛からない。
粘っても無駄だなと、移動。「自由釣り場」の柵がある区域で竿を出す。低い柵に覆われ、ところどころ入口らしき空いている場所がある。
この辺からバサーだらけになる。釣れてる者も目にした。
空いてる場所で竿を出した。ミミズを落としても反応がないので、アクションを加えると食ってきた。
その後、連発するもら午後6時半を過ぎるとアタリがなくなり、納竿とした。
満足な釣果とは言えないが、初場所かつ短時間にしては釣れたほうか。ギルが少なくバスが多いというのが琵琶湖に似ている。柴山沼は「埼玉の琵琶湖」と呼ぶ向きもあるが、あちらはギルが多い。この昭和沼こそ埼玉の琵琶湖かもしれない。
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