神子元島に渡るため下田へ。渡礁前日、爪木崎で肩慣らしに釣りをしていたところ、渡船屋に電話しろと言われていたのを思い出した。電話すると、予約したのがこちらしかおらず、中止になるかもということ…。夕方に予約があれば船は出すということだが、望み薄。夜に電話してみると案の定、中止ということだった。そこで急遽、方々に電話開始。下田駅から一番近いすさき丸はまさかの舵が故障したということで不可…。喜一丸は船を出すということなので、横根への渡しをお願いした。
翌朝、下田駅でタクシーを呼び、田牛港へ。港に行くと、波が高く、小雨がパラつき嫌な予感。
6時半頃に渡礁。今回は前回と渡船屋も違い、船着き場も違った。前回連発した表本場についたので、そのまま近くに釣り座を定めた。表本場と裏本場の間の先端、お立ち台的な釣り座は爆風で釣りできず。
ウキB、g1ガン玉の軽め仕掛けで始める。手前にコマセを打ち餌を落とす。潜り潮みたいな流れがないと、仕掛けの馴染みが悪かった。餌はオキアミとザリガニを気にせず使っていった。しかし、餌が全然取られない。ただ、瀬際を流すと時々ウキが怪しい沈み方をし、上げると餌が取られたり、オキアミの殻のみが食われたりしていた。少しでも沖に仕掛けが出ると全く食われなかった。左隣でやっていたベテランの爺さんもあたりがないと嘆いていた。
本場に出てみが、爆風なのといくら流してもあたりはないので、戻ることに…。
暫く攻めあぐねていると、隣にいた爺さんがイサキを持ってきた。反対側の裏本場で釣れたそうで、潮は表本場よりよほどいいとのことだった。
10時頃には反対側二移動。サラシと払い出しを攻めていくがあたりはなく、餌もあまり取られない。暫くすると、海に分断された右側の釣座でガマラーファッションのオヤジがコッパグレを釣り上げた。サラシやその際を攻めているように見えた。サラシを挟んで左側では動きなし。11時になる前に最初の場所へ戻ることにした。
そこで、本来の本命である害魚スルルーをやることにした。風が弱まっていた”お立ち台”で竿を出してみるが、流れが速くうまく沈まないなど苦戦。その後、瀬際を攻めている時に根掛かりした。12号のハリスが切れただけで済んだのは奇跡と言えるだろう。
未だお土産がないどころか餌取りすら釣れない中、最後の30分ほどはフカセをやった。隣の爺さんは手前でイサキを釣っていたが、こちらは怪しいウキの動きとオキアミの殻を取られるなど僅かに餌を齧られるのみ。
早上がりにしていたので、1時前に納竿。喜一丸のスタッフが近くのバス停まで送ってくれた。聞くところによると、潮が斜めになる時があり、そういう時はまったくダメになるそうだ。
初の完全凸を達成した。お土産ゼロは寂しいので、帰りに下田駅の売店で「鹿ステーキ」を購入。
駆除した害獣の肉を「伊豆ジビエ」として売り出しているらしく、少しでも協力になればうれしい限り。
次は春に挑戦しようかな…。
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