神子元島 ブラックバスの切り身で高級魚連発


前回、色々と心残りがあった神子元島釣行。11月末にまた渡礁の機会が訪れた。潮回りはよくなさそうだが、風が吹かなそうなのが何より良い。


前日は暗くなってからの撤収が容易な雁島にした。水深もあり思ったより本格的な地磯。ここなら寒くなってもイカは釣れそうだ。


コマセ

おから 1kg

米ぬか 1kg

乾燥ザリガニ・魚ミンチ 0.5kg


仕掛けを作ろうとしたら驚愕の事実に気づく。フカセ釣りセットがない‥。ホテルで荷物を出し入れしたときに部屋に置いたままにしてしまったか?


とりあえず常時持ち歩いてるウキで仕掛けを作る。発泡スチロールでのものなのでうまく機能するか不安だ。


やはりというか、軽すぎてうまく潮に馴染まない。細かいあたりはほぼ無視することになる。


仕掛けが仕掛けなのでうまくあたりを取れないが、餌は毎回取られる。しばらくしてウミスズメ?らしき角のあるハコフグが釣れた。


その後、フエダイ?かなんかの稚魚が釣れる。待望の泳がせ餌だ。


夕方になるとやや沖の水面が騒がしくなる。ナブラのようだ。ただそんな激しくはない。バーっと水面が荒れる感じではなくザワザワしてる感じ。


日没後、仕掛けを上げると絡まっている。一旦魚を針から外しほぐす。再度、弱った魚の口に魚をかけ投げた。


少しして、回収するとなくなっていた。かかりが浅かったので着水の衝撃で外れたのかも。


ホテルへ帰り、フカセ釣りセットがあるか急いで確認。どこにも見当たらない‥。荷造りの際に入れ忘れたか。おまけに過ぎないイカ釣りセットはしっかり用意したのに…。


    ◇


翌日、5時ごろ、伊豆下田フィッシングに到着。他の客は3人しかいない。行けたら青根・沖青根に渡りたかったかが、船長の誘導に流されるまま、前回と同じカリトの鼻に上陸した。フカセ組二人はその後カメ根に渡っていた。青根にも渡れたんじゃないか?


コマセを作って釣り開始。エサは取られるが魚影が見えない。しばらくするとコマセにむらがる小魚を確認した。どうやら、シラコダイが湧いてるようだ。前回はいなかった難敵である。


先端付近で竿を出すと、重量を感じる引き。水面にあげると中型のブダイ。タモは用意しておらず、アタフタしている間に針外れでバレた。


シラコダイしかいないので、フカセを一旦やめ根魚を狙うことにする。スモールの腹の身をぶっこむといきなり何かが竿を叩く。下に潜る引き。上がってきたのは初魚種のキジハタだった。


スカリに入れたあと空のペットボトルを入れなきゃ‥と気づく。ロープを適当にとこに引っ掛けたらそのまま漂流開始。そのまま海の彼方へ消えた。


気を取り直して、バスの切り身をぶっこむとまたしても竿を叩くあたり。


今度はしっかり紐にくくりつけて逃げないようにして海に入れた。

ザリガニもぶっこむと速攻で反応がある。頭をつけたままでもガリガリ齧られているので、エサ取りではなさそうだ。


そして、フカセとブッコミを交互にやる。


上物については、9時位になるとシラコダイの下の層に青白い魚体が見えだしたり。それから、イスズミが釣れだす。あと、細長い魚体やバカでかいものも見える。でかいものについては、ただのクソデカイスズミくんであろうことがわかった。


バスのブッコミは相変わらず、着底の瞬間からあたりがあるが、釣れるのは全てウツボ。根魚はパッタリ途絶えた。


そして、ザリガニで底物を狙うが、何かに巧みに針があるとこだけ避けられ食われる。遂に底をついてしまった。


放置されたイワシやカツオの稚魚もエサとして活用する。スモールよりはこちらのほうが反応がいい。ただ身が柔らかくエサを取られやすい。それを魚を遠投すると、ウミガメがかかって難儀した。凄まじい引きで最終的に仕掛けを切られた。


昼くらいになると予報通り、西風が強くなる。海況にあまり変化はなく、コマセを撒いて浮いてくるのはシラコダイとイスズミだけ。一度、凄まじい走りを見せた魚がいたか、チモト切れでバレた。クソデカイスズミかそれともアジ系か?


昼過ぎ、先端で竿を出してみたが、風が強いのと波が高く数投して断念した。イスズミらしき魚が浮いてるのが見えた。


その後、終了時間まで粘るが、イスズミしか釣れず納竿とした。

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